ブラジル リオ・デ・ジャネイロに本部があるカポエイラ団体の静岡支部です。静岡市を中心に活動しています。

第二回:アウーカベサードシャウン

二回目はアウーカベサードシャウンです。

簡単に説明すると、頭を地面に着けたアウーです。
ただ、言葉通りにこの技を行うと体が結構キツイ。

今までの自分の教え方だと以下の感じで教えていました。

1、三点倒立で慣れる
2、三点倒立の要領で頭を地面に着けて足を横に歩く
3、2に慣れたら移動する足を少しずつ高く上げていく
出来れば首と体の向きを変える事も一緒に行う。

今までのやり方だと2と3で首が結構きつくなります。

そこで、2以降のやり方をこのように変えてました。

2、立った状態から片足だけを上に上げた三点倒立の状態になる
3、2の三点倒立から振り上げ足を自分の体より後ろに持っていき、
足を入れ替えて首と体の向きを変える

ポイントは、足の使い方を変えることで首の負担を減らしています。

それでは、最初から細かい部分を説明していきます。

1、三点倒立で慣れる
まずは、頭を着いた姿勢になれるということで三点倒立を練習します。

三点倒立は字のごとく、頭と両手の三点で支える倒立です。
まず、手と頭を着く位置から確認します。
位置は頭を頂点とした正三角形ぐらいがベストです。
手の幅は肩幅よりちょっと広い感じになります。
ここで、手の位置が頭に近くなればなるほとバランスが取りにくくなります。
最初は位置に注意して練習していきましょう。

手と頭の位置

次のポイントは足の上げ方
足を上げるといってそのまま足を振り上げるとバランスが取りにくくそのまま後ろに
倒れて痛い思いをします。
出来るだけ痛い思いは避けたいので以下のように練習していきましょう。

①上の位置で手と頭を着いて、足は少し離れた位置につきます。
②そこから少しずつ足を顔に向けて歩いていきます。
このときにお尻を持ち上げる感じで行ってください。
③そこで足が地面に離れそうになったら、ここからが重要。
ゆっくりと両足を真上まで上げてください。
ゆっくりです。
ゆっくり。
とにかくゆっくり。
このゆっくりがポイント。
急げば急ぐほどバランスが取れなくなります。

足が離れそうな感じ

真上の形を覚えたら、次は足を動かしてみます。
・両足をさらに後ろに倒す
・足を前後に開く
・足を左右に開く
などです。

足を動かす場合は倒れやすいので、足を上げた時と同様にバランスに注意しながら行ってください。

2、立った状態から片足だけを上に上げた三点倒立の状態になる
入り方は、第1回目の逆立ちと同じです。
そこから頭を着きます。
三点倒立なので、頭は奥に遠くに着くようにしてください。
トの字になればOKです

入り方1

入り方2

3、2の三点倒立から振り上げ足を自分の体より後ろに持っていき、
足を入れ替えて首と体の向きを変える。

足を入れ替えることで、体の回転が楽になります。
回転にあわせて、進行方向に顔を向けて手を地面から離すと楽に移動できます。
移動が終わったときに手を地面に着いてください。

ここまで出来たら後は手を押して起き上がれば完成!!

足を奥に倒して

入れ替える

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