ブラジル リオ・デ・ジャネイロに本部があるカポエイラ団体の静岡支部です。静岡市を中心に活動しています。

第一回:逆立ち

栄えある第一回は逆立ちです。
カポエイラでいうとbananeira(バナネイラ)。

これ。

逆立ち

日常生活で全然使いませんね。
カポエイラでも、単体では必須というわけでもありませんが。
日常生活で使わない動きのオンパレードのカポエイラの動きを理解する為には必要な動きになります。

逆立ちは、単純に言うと両手を挙げて身体がさかさまになった状態です。
簡単ですよね?
でも、実際にやろうとすると難しい。
なぜか?

・やったことがない。
・頭が下に来るのが怖い。
・墜落しそうになる。
・後ろに倒れそうになる。

とにかく、怖いというイメージが多いです。

今までの練習方法として、通常の練習では最初に、人に支えてもらう人倒立や壁に一気にもたれかかる壁倒立で慣れて、最後に一人で倒立にチャレンジとしていました。

人倒立
人倒立
壁倒立
壁倒立

しかし、この練習法だと壁倒立でに逆立ちの姿勢になるのがひとつの壁となり。
一人で倒立するときに勢いがつきすぎて後ろに倒れるという壁となります。

ということで、一番の大きなポイントは踏み切り!!

踏み切りは、たいていの人は立った姿勢から両手を手を振り下ろして片方の足を振り上げてから踏み切りをします。

逆立ちが出来ない人の踏み切りでよくあるのが、以下の3点です。
1.床を手をつくのが怖い
2.床を見てしまう
3.どこまで足があがっているかわからない

ここをさらに深堀していきます。

1.「床を手をつくのが怖い」
カポエイラの逆立ちは視線は床を見ないで相手を見るようにするため、床を見る事はありません。

そのため、
・床に手をつく時にいつ床につくけるのか?
・逆立ちになったときにちゃんと手をつけなくて倒れてしまわないか?
と考えてしまい怖くなってしまいます。

怖さをなくすため、手をつけて倒れないために簡単な踏み切りの姿勢を学びます。

まず、地面に手をつく姿勢。
まっすぐ立った状態で両手を肩幅ぐらいに開いてあげます。
後は肘が曲がらないように両腕をまっすぐに伸ばしてあげればOKです。

手を地面につこうとした場合、下に手を持っていけば必ず地面につきますので、自分を信じてください。
とはいえ、最初から高いところから手を着くのは難しいので最初は地面から少し離れた位置から手をつく練習をして徐々に高さを上げていきましょう。

2.床を見てしまう
踏み込みの時に床を見る事で首がそり、体がそることでブレーキになり身体があがりにくくなります。
さらに、手と足だけ後ろにいく、逆エビ状態になり格好が悪く、悪いことだらけです。
床を見るのは、怖い時にしてしまうので、怖くないことが理解できれば床を見なくても出来ます。


下を見ると
下を見る
斜めになりやすく無理のある姿勢に

3.どこまで足があがっているかわからない
出来ないときは全力でやっても壁とか届かない、出来たら出来たで壁に強くぶつかってしまうし、弱くしすぎて届かない等々、いい感じに足を上げるのが難しいですね。

問題は、立った状態から足を振り上げると逆立ちの姿勢になるのに180度近くあげる必要があるということです。

ただ、そのまま足だけ上げるのは難しいので、
正しい位置に足をあげるということにフォーカスを当てます。

最初にあげる足が振り上げ足、残りを踏み切り足とします。

まずに上半身を倒しながら振り上げ足をあげます。
このとき、上半身と振り上げ足は一本の棒だとイメージをしてください。
手をついたときにはかなりの高さにあがるはずです。
繰り返しこの動作をおこなって慣れます。
一本のイメージ

残りの高さは、
その後、踏み切り足で軽くジャンプします。
振り上げ足は一本の棒のイメージのままです。
他の人にみてもらうとわかりやすいです。
ジャンプしにくい場合は手を地面から少しだけ離した状態からはじめてください。

これが出来たら9割完成!!
慣れてきたら、踏み切り足を振り上げ足に揃えてとまる練習をします。

ここから軽く両足のかかとをそろえると完成!!

ポイントは、斜めでもOKということ。
力加減を感じながら、少しづつ角度を垂直に近づけていきましょう。
壁の前で練習してもいいです。

TEL 090-4178-1729

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静岡県島田市を中心に活動している。 カポエイラの団体 コハダン・ジ・コンタス 静岡支部のサイトです。
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